しあわせの居場所
最近はなんか楽しくないなぁ
私もなんか幸せになりたいなぁ
こんなことを ”ここ数年” 言っている
もしかしたらもっと前から言ってるかも
なんか楽しいの「なんか」ってなんだろう
どうでもいいことを考えながら
いつものチャイティーを買って
最近のどんよりした空を見上げて
ため息をついて、ついた息を吸い込む。
Contents
しあわせってめんどい
幸せですっ〜!っていう投稿をみて、いいね
僕が幸せにしますっ!っていう投稿をみて、いいね
幸せってのはねっ!っていう力説をきいて、いいね
そろそろいいねも飽きてきたから自動でいいねをするAIでも導入しようかと思ってしまうくらいに、他人の幸せをみてはいいねをしてる。
みんなが幸せなのは全然うれしいの。
でもね、ほんとうに幸せの意味がわかって言ってんのか、誰かから幸せの通知表が発行されたから言っているのか、どうなのかは最近疑わしい。
「幸せってなに?」
これに即答できる人って世界に何人いるのかな。
北海道民くらいはいるのかな。
それとも長崎市民くらいかな。
それとも世界の半分くらいかな。
うーん、わたしはわからない。
てか考えるのがめんどいってのが正直な気持ち。
結婚とか結婚とか結婚とか
幸せになりますっ!てのをだいたい見るのは、結婚とか、結婚とか、結婚のときだと思うんだけど。
結婚したら幸せになれるって価値観ってのは、最近は時代遅れって思ういう記事をツイッターのインフルエンサーって子が書いていた記事で読んだ。
みんながいいねをしていたから回ってきた。
そうなんだろうなって思った。
じゃーなんなんだ。
否定するのは簡単だし、アホでもできる。
でも、代案だせよっていつも思う。
そこに書いていたのは「いつか自分だけの幸せを見つけていきましょう」と書かれていたんだけど、ぼんやりすぎてサッパリわからん。
てか、抽象度を上げたような回答をされたら、考える力を培ってこなかった私は永遠に出られない迷路にハマって、最後は諦めてしまう。
でも、この「自分だけの幸せ」ってのが大切なんだろうなって、近所のスーパーのチラシを見ながら借りてきたセリフを復唱してつぶやいた。
しあわせって言葉
自分だけの幸せっていう言葉が頭を埋め尽くす。
「頭の中、彼のことばかっり♡」と言っていたお花畑な友達のほうが、具体的なこと考えてんじゃんって自分にツッコミながらも、頭から離れない。
幸せって言葉がどこを歩いても目に入る。
だいたい結婚の広告だけど。
結婚すっか、誰とだよ、ツッコミながら苦笑い。
こりゃ、そろそろ末期だわ。
でも、そうそう答えなんて見つからないよねって、半分諦めたふりをしながら、半分期待して出かけたある日だった。
たまたま本屋で手に取った本、今週の読者人気ランキングで1位らしく、サインまで置いてある、著者は ” 考え方の先生ヤスタカ ” だってさ。
うん分かりやすい名前。
キライじゃない。
題名は「しあわせの居場所」
すぐ買った。
はじまりはいつもゼロ
そこには多くのことが書いてあった。
知っている言葉と知らない言葉の組み合わせ。
次のページにもしかして、、、とか期待しながらページをめくっていく感じがおもしろかった。
そこにある初めましての言葉たちと一個一個むきあって、楽しみにしていたご飯をじっくり味わうように、私はうなずきながら読んだ。
そして、次のページにもしかしてを繰り返し
私の心が反応した。
.
.
「はじまりはいつもゼロ」
わたしはいつも具体的な答えを欲しがった。
はっきりしないことがキライだった。
抽象的より具体的を崇めて生きてきた。
でも、それは考えることから逃げたかったからだ。
毎日毎日忙しくて、仕事も断らねければドンドンとくる、将来に繋がるかもわからない飲み会に、お友達のお店の周年祝い、たまにくる気になるメンズからのお誘い、同窓会に忘年会、ストーリーの流し読み、いいねとコメント返し、寂しくなったら映画をみて泣いて、たまの休みは泥のように眠る。
でも、それは怖かったんだ。
立ち止まって考えることが。
私だけの ”しあわせの居場所” を探すのが。
もし見つからなかったら、もしすごく難しかったら、もしわたしだけ無かったら、もしそれの旅が無駄におわってしまったら、、、
だから、考えることから逃げていた。
でもこの先生は言っていた。
「はじまりはいつもゼロ」
「はじめたらすでにイチ」
「だから、今日から探しにいこう」
私がすごく苦手な抽象的な言葉。
でも、すごく優しい言葉。
こわい、ほんとうはやめたい。
自分の薄っぺらさに凹みたくない。
とおい道のりに心が折れたくない。
だから、ほんとうはまた逃げてしまいたい。
でも、もうそんな自分を辞めるんだ、そしていつかこの先生に会ったら話すんだ、私だけのしあわせの居場所を見つけた私だけの物語を。
今日からわたしもイチになる。
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#考え方の先生ヤスタカ
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