なんだよ感情って。
どうしようもない悲しさ。
なにかを責めたくなる怒り。
なにもしたくなる苦しさ。
世界がモノクロになる寂しさ。
逃げだしてしまいたくなる怖さ。
そんな感情が暴れだすときに予告はない。
そんな時に僕たちにできることは何かな。
それは突然やってくる
いつも通りの朝、いつもどおりのランチ、いつも通りの職場、いつも通りの仕事仲間、いつも通りのデート、いつも通りの帰宅、いつも通りの深夜。
それはいつも突然やってくる。
予告もなく、「なにか」をキッカケにしてハートの中から扉をひらいて、顔を覗かせて、それを見た君は嫌な予感がする。
すると、たちまちに心の中には黒い雲がモクモク黙々。
さっきまで友達と楽しくLINEなんてしていたのに、あの黒い雲から突然の雨が降って、落雷がおこり、洪水に巻きこまれて、グラグラ暗暗。
自分の人生には価値さえないと思えてくるし、SNSで輝いているあの子は憎たらしくさえ思えてきて、生まれたことを悔やんで、未来に絶望して、涙を流して、他人の失敗を弾糾したくなる。
こんなに私は弱かったのかと落ち込む。
今夜はもう眠れないかもしれないと思いながら、明日の午前中に入っている打ち合わせを延期しようかさえも迷ってしまう。
すると、数日前に送っていた、好きなあの人からの突然のLINE。
「OK いいよ」
たったこのLINE一つでテンションは爆上がりして、世界中の平和と愛を願えるようになり、他人の失敗さえも応援したくなる有様。
なんだこれは。
そして、また明日が始まり。
いつも通りの朝、いつもどおりのランチ、いつも通りの職場、いつも通りの仕事仲間、いつも通りのデート、いつも通りの帰宅、いつも通りの深夜。
感情のない世界
これを繰り返しながら僕たちは人生を終える。
なんだろうねこれ。
感情は何のために存在しているんだろう。
君のなかに生まれてくる感情は邪魔?
あの先輩が言っているように、大人なんだから感情に振り回されることなんて子供っぽいんだから我慢しなきゃなのかな?
もしくはあんなものがあるから振り回されしまって、冷静に判断できなくなってしまうんだから、いっそ感情なんて消してしまうか。
どうなるんだろうね、感情のない世界って。
部長に呼び出されても怖くもないし、彼氏にフラれても寂しくもならないし、大事なものを傷つけられても怒りもでてこないから疲れないし、怖くもないからお化け屋敷なんてヘッチャラさ。
あれ?意外にあり?
感情を無くしたほうが生きやすい?
これで僕の人生は安泰なんじゃいか??
さらには好きな人が亡くなっても悲しくもならないし、隣で苦しんでいる人をみても気にならないし、プレゼントをもらっても嬉しくもないし、映画では涙もでない、夢が叶っても達成感さえない。
これが感情のない世界。
なんの為に生きるのか
もし僕たちに感情がなかったら、もしくは無くしなら、世界は意味がない三次元空間でしかなくなる。
何のために生きるのか。
もう答えはわかるだろう。
「感情を味わうために生きる」
そう、あのややこしくて、手に負えなくて、身勝手で、振り回してきて、涙さえながさせる、「あの感情」を味わうために生きるんだ。
あの感情に蓋をすることなく、否定することなく、出てくるままに受け入れて、ただただ味わうこと。
そんなシンプルなことが、君の人生を、僕らの人生を、最高に奥深く、誇り高く、神秘的に、愛あるものに変えてくれる。
感情は君の敵じゃない。
人生を彩る味方なんだよ。
抱きしめて愛せ。
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