言の葉に囲まれて生きるってことは未来を創るってこと。
言霊信仰
いつもはフィクションを踏まえながら、色々な女性に僕がなりきって記事を書いているんだけど、今日はすこしニュアンスを変えて書いてみたくなった。
日本には昔から言霊(ことだま)信仰がある。
言葉には魂がのっていく。
言葉には霊力がある。
日本は言霊で幸せがもたらされる国と言われて、古事記の時代から言霊は神格化されていて、結婚式での忌み言葉や、神社での祝詞などは読み間違いのないように注意されてきた。
アニメや映画やドラマやゲームの中でも、一度はマネをしたことのある呪文や魔法や必殺技も「言葉」から始まる。
仕事でいえば、人は自分が持つ肩書によって能力が変わったり、成長したりするし、会社はビジョンやコンセプトやミッションの通りのなっていくように「言葉」でいくらでも未来は変わっていく。
それだけ言葉というのは僕たちの当たり前の日常に、過去数千年という時間と共に成長してきて、そばにあった大切なものなんだけど、今の日本ではその価値を忘れた人たち、もしくは教わっていない人たちが多くなってきている。
言葉を「選ぶ」
どんな言葉を日常で選んでいるだろう?
もしくは僕らは言葉を知っているのだろうか?
自分を説明する言葉、自分の感情を表現する言葉、自分の想いを表現する言葉、誰かの気持ちを汲み取るための言葉、情熱や愛情を表現する言葉、商品の魅力を伝えるための言葉、未来を伝えるための言葉、誰かを勇気つける言葉。
もし本当に言霊があるとしたら、その毎日での言葉「選び」だけで「しあわせなわたし」に繋がっていけるんじゃないんだろうか。
そんなたわいもないことも、たまに考えるとおもしろい。
わたしはダメな人です。
わたしはさいこうです。
わたしは過去です。
わたしは未来です。
わたしはできない。
わたしはできる。
あの人って、、
あの人って、、、
あーしあわっせ。
言の葉の樹
言葉はあつまってあつまって、僕たちをつくる。
あの日のひどい言葉、明日のすてき言葉、今僕たちの口からこぼれていくなにかの言葉。
そんなものが集まって僕たちをつくる。
2年間の海外生活から、このタイミングで日本に帰国した僕は、コロナで自粛しながらも、ちょっと人混みをさけて数分でもお散歩を意識している。
運動不足解消もそうなんだけど理由は太陽。
僕の自宅のあったマレーシアは年中30度くらいで、年中クーラーのついていた国で、みんながやけに明るい国だった。当たり前に毎日日差しがサンサンと降り注いでいて、気持ちが上がらなくても、屋上のプールサイドで太陽を浴びたら、嫌なこともすぐに「まーなんとかなるか」ってなっていた。
その時の経験もあって「太陽すげーじゃん信仰」に目覚めた僕は、すこしでも太陽を浴びるように5分でも近所を散歩している。
今日も散歩した。
運送できていなかった酸素を、動き出した赤血球たちがワイワイしながら全身に巡らせてくれると、頭まで整理されていく。
その時に自然にでた言葉は
「あーーーーしあわっせ」
なんとまー能天気な言葉だけど
「あーしあわっせ」は子供からの口癖だ。
でも、コロナの真っ只でも変わらず幸せを感じていける自分にも喜びを感じたが、その時にでた言葉でさらに気持ちが「しあわせ」を自覚できた。
人は自分の発する言葉にこんなに影響されるのか。
口癖やLINEや独り言や会話や頭の中。
人は自分の言葉にどれだけの影響を受けているかを理解できたからこそ、発作的にしあわせな言葉を選んでいれていきたいなって思ったらこの記事を書き出していた。
言の葉という言葉は、新海誠監督の「言の葉の庭」という作品で認識してから、すごく好きだ。
映画の内容は実はあまり覚えていない。
でも、この”言の葉”という言葉は、すごく魅力的に感じた。
僕の頭の中で言の葉一つ一つが、艶やかで躍動感のある素敵な樹を創り上げていき、その樹を大好きな友人たちと見上げいる風景をイメージできたあの時に「言葉が好き」だとハッキリと自覚した。
言葉には魂が宿る。
色々なものと繋がれる。
僕も何回も言葉に助けられてきた。
でも、昔の悪い言葉を後悔しなくていい。
でも、あの日の汚い思考を悔いなくていい。
その口から出た後悔よりも大切なことがある。
僕らは変わらない過去を後悔するために生きているんでなく、変えられる未来を創れるからこそ生き続けていくのだか、今から心葉を育てよう。
本当にそんな言霊たちがいて、もし素敵な力を持っているとしたら、僕は今からもっと言葉を学んで、言葉を抱きしめて、言葉に愛されていきたい。
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